2023/7/18

統計レポート『WORK VIEW 2023』を公開

はたらきがいの構成要素をまとめた統計レポート「WORK VIEW 2023 ポストパンデミックのはたらきがい —内向化するワーカーのゆくえ—」を2023年7月18日(火)に公開いたしました。

統計レポート『WORK VIEW 2023』を公開|WORKSTYLE RESEARCH LAB.|ワークスタイルケンキュウジョ.

レポートダウンロードサイト:

https://www.kokuyo-furniture.co.jp/download/workview2023.html

 

 

2020年からの3年間。パンデミックや戦争、インフレの加速、AIの実用化といった出来事は、私たちの就労意識に多大な影響をもたらしました。ワーカーの意識が変容したいま、組織はどのような働き方や働く場を設計すればよいのでしょうか。

その解像度を高めるため、ワークスタイル研究所では国内約3,000人のワーカーを対象とした意識調査を実施し、レポートにまとめました。

 

本レポートでは、ワーカーの生産性やウェルビーイングの向上に寄与する「はたらきがい」に着眼し、働く体験・ワークプレイス・仕事観・職務特性・情報・人間関係など、多面的な視点で「はたらきがい」の要素とそれを満たす場のあり方を探究します。

統計レポート『WORK VIEW 2023』を公開|WORKSTYLE RESEARCH LAB.|ワークスタイルケンキュウジョ.

また、「はたらきがい」の要素は、ワーカーの内的特性や置かれた環境(外的特性)によっても異なるはずです。そこで、内的特性(仕事観)や外的特性(リモートワークの有無)の違いによる「はたらきがい」の差異についても言及し、働き方や働く場に関してチームメンバー間での対話を可能にするトピックを提示します。

統計レポート『WORK VIEW 2023』を公開|WORKSTYLE RESEARCH LAB.|ワークスタイルケンキュウジョ.

〈はたらきがい向上の8つの要点〉

このような統計的な解析を経て、本レポートでは、「はたらきがい」の向上をめざすうえで留意すべき8つの視点を見出しました。各要点の詳細や論拠についてはレポートをご覧ください。

 

要点①:内向化するワーカー

要点②:知の探索が熱中を生む

要点③:リーダーの誠意が組織愛を育む

要点④:チームを共創せよ

要点⑤:意欲がみなぎるのは、意思の融和?難題との衝突?

要点⑥:適度な距離感がもたらすはたらきがい

要点⑦:リモートワークには周縁情報を

要点⑧:心を結ぶオフィス

 

 

〈目次〉

Section 01|うつろうワーカーの意識

パンデミック期間を経て人々の「はたらく」に対する意識はどのように変わったのだろうか。働く体験・働く場・仕事観に対するワーカーの意識変容を明らかにする。

 

Section 02|はたらきがいを育む職場

2023年現在、ワーカーはどのような環境や活動に「はたらきがい」を見出すのか。「はたらきがい」を育む要素を分析・再定義し、ポストパンデミックにむけた働き方設計の視点を提示する。

 

Section 03|仕事観が違えば、はたらきがいも変わる

仕事観の持ち方によって、「はたらきがい」を高めやすい職務特性・情報・人間関係は異なる。一人ひとりの仕事観に適した「はたらきがい」の要素を解明する。

※仕事観の診断フォームに回答することで、ご自身や仲間の仕事観と照らし合わせて閲読できます(診断フォームのURLはレポートに記載)

 

Section 04|リモートワーク、結局何がよいのか

パンデミック期間に最も注目を浴びた働き方・リモートワーク。この働き方がワーカーや組織にもたらす便益や、その導入有無による「はたらきがい」の要素の差異を導く。

 

Conclusion|はたらきがいのエッセンス

「はたらきがい」向上をめざすうえでの要点をまとめ、それを実現するための実践方法を提示する。

 

Column A|傷んだ心の癒し方

Column B|年齢とはたらきがいの関係

Column C|個人とカルチャーのバランス

Column D|リモートワークが効く仕事と人の特徴

 

※本レポートは『WORK VIEW 2021』『WORK VIEW 2022』の続編です

 

 

 

経営部門、総務・人事部門、マネジャーなど組織の働き方を設計される方はもとより、「はたらく」をより豊かにしたい一人ひとりのワーカーにとっても有益な情報が詰まったコンテンツとなっております。

 

※レポートデザイン:Studio Kentaro Nakamura

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