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    2021/2/5

    《働くことの人類学》タウンホールミーティング

    《働くことの人類学》タウンホールミーティング|WORKSTYLE RESEARCH LAB.|ワークスタイルケンキュウジョ.

    勤労感謝の日(11/21)に開催された“働き方の祭典“『Tokyo Work Design Week 2020』で、圧倒的な異彩を放った《働くことの人類学》タウンホールミーティング。これまで番組に出演された、気鋭の文化人類学者5人が集結し、番組リスナーからの質問にもインタラクティブに答えながら、4時間(!)にも及んだ熱狂のトークセッションの音声を特別公開!

    前半では、番組ホストの松村圭一郎さんと、これまでの番組を振り返った後に、ゲストの文化人類学者の方々をお迎えして、いま文化人類学の考え方が求めらる理由、市場の「劇場性」や「ルール」への向き合い方などを考えます。

    【オープニング】

    ・リサーチにおける、客観性の問題

    ・大学教員の働き方

    【セッション1】

    ・コロナ下の文化人類学

    ・文化人類学者が語る「地域通貨」の可能性

    ・自由・平等を表現する「市場」

    ・日本にギョッとするところ

    ・みんなで少しずつルールを守ることをやめていこう

    【出演】

    (ゲスト)

    深田 淳太郎さん

    三重大学人文学部准教授。パプアニューギニアのラバウルをフィールドに貝殻貨幣などのローカルな経済システムと市場経済の関係について研究。近著に「除菌と除霊とキャッシュレス」(『現代思想』2020年8月号)、「貨幣と信用」(『文化人類学の思考法』所収)など。

    *出演回:第1話「お金ってなんだろう?」

    丸山 淳子さん

    津田塾大学学芸学部准教授。南部アフリカをフィールドに狩猟採集社会の現代的展開について研究。『変化を生きぬくブッシュマン:開発政策と先住民運動のはざまで』で澁澤賞など受賞。編著として『先住民からみる現代世界:わたしたちの〈あたりまえ〉に挑む』など。

    *出演回:第2話「働き方ってなんだろう?」

    小川 さやかさん

    立命館大学先端総合学術研究科・教授。専門は文化人類学。博士(地域研究)。主な著作に『都市を生きぬくための狡知』(世界思想社、2011年。第33回サントリー学芸賞)、『「その日暮らし」の人類学』(光文社、2016年)『チョンキンマンションのボスは知っている』(春秋社、2019年。第8回河合隼雄学芸賞、第51回大宅壮一ノンフィクション賞)。

    *出演回:第4話「その日暮らしのポテンシャル」

    中川 理さん

    立教大学 異文化コミュニケーション学部准教授。フランスや仏領ギアナをフィールドとして、人々と国家とグローバリゼーションの関係について研究。最近の仕事として、『移動する人々』(共編著)、『文化人類学の思考法』(共編著)、『不確実性の人類学』(アルジュン・アパドゥライ著・翻訳)など。

    *出演回:第5話「トランスポーターな生き方」

    (ホスト)

    松村 圭一郎さん

    岡山大学文学部准教授。エチオピアや中東をフィールドに市場と国家の関係などについて研究。『うしろめたさの人類学』で毎日出版文化賞特別賞。『これからの大学』『はみだしの人類学』『文化人類学の思考法』など。

    【司会進行】

    山下正太郎(コクヨ ワークスタイル研究所)+若林恵(黒鳥社)

    企画・制作:コクヨ ワークスタイル研究所+黒鳥社

    制作協力:宮野川真(ソングエクス・ジャズ)

    音楽:森永泰弘

    録音機材提供 : ティアック(株)

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