ドコモが主催する、未来のデザインの「兆し」をクリエイションの最先端を歩む建築家や企業、アーティストなど5組とともに探る展示会「デザインの兆しのはなし展」に関連した書籍『デザインの兆しのはなし』に山下正太郎のインタビューが掲載されています。同じ内容はWebでも公開されています。
掲載されている対談者は、建築家・藤本壮介、コクヨ ワークスタイル研究所所長・山下正太郎、GROOVE X 代表取締役・林要およびCDO・根津孝太、スノーピーク 執行役員/未来開発本部長・吉野真紀夫、アーティスト・諏訪綾子。
テーマは、都市と建築、ワークスタイルとライフスタイル、テクノロジーとケア、遊びと人間、感覚と自然の5つを用意する。また、開催期間中には、書籍が無料で限定配布されますので会場までぜひ足をお運びください。
●編集担当からの紹介文
2030年、2040年、2050年……。ちまたには、AIやDX、大容量通信ネットワークなどテクノロジーを軸に未来の社会や暮らしを展望する書物が溢れています。テクノロジーによる進化がこれまで以上に加速すると言われる現代社会において、こうした書に多くの人の関心が向かうのは、想像しにくい未来に対する期待と不安の裏返しと言ってもいいでしょう。
本書が取り上げるのは、そんな衝撃的な未来シナリオではありません。予想の射程はせいぜい2年から3年後。いまという時代の延長で数年後にやってくるライフスタイルの変化について、クリエイションの最先端にいる人たちがどんな未来を想像しているのか? そんな、少し先の暮らしとそこで求められるデザインの「兆し」について語ります。
都市と建築、ワークスタイルとライフスタイル、テクノロジーとケア、遊びと人間、感覚と自然。5つのテーマで語られる内容には、「気配のデザイン」「パブリックとプライベートの逆転」「エモテック」「焚き火」「あたらしいラグジュアリー」など、ユニークなキーワードが並びます。共通するのは、人同士の触れ合いや自然への畏怖、五感に響くコミュニケーションなど、心の豊かさや他者とのつながりを感じられるデザインがいっそう求められていく、というメッセージです。
これまでの価値観や社会生活が大きく変わろうとしているただなか。次のデザインの「兆し」を求めて語り合った5組のクリエイターのことばを通じて、ほのかに浮かぶ未来のデザインの輪郭をぜひとも感じ取ってください。
AXIS編集部
●デザインの兆しのはなし展
https://design.idc.nttdocomo.co.jp/event/
●山下正太郎のインタビュー
パブリックとプライベートをひっくり返す
https://design.idc.nttdocomo.co.jp/event/02.html